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コラム 声×言葉

コラムVol.2「私の発声練習のやり方」2018年5月

コラムVol.2「私の発声練習のやり方」

5月。花粉飛散シーズンもそろそろ終盤ですが、黄砂も相まって喉を痛めていらっしゃる方が多い季節です。マスクをするなど日頃から予防にも気を使いますね。

司会のお仕事でなくても、声が使えないと困ります。
そして、よく通るしっかりした声でコミュニケーションが取れたら、お互いに気持ちが良いですよね。
皆さまも声を磨いてみませんか!

ということで、今月のコラムは
『私の発声練習のやり方』をまとめてみました。

1. まず基本は呼吸法です。

呼吸をコントロールできると、腹筋が鍛えられて良い声が楽に出せるようになります。
長い時間声を出しても良い声を維持できるようになります。

さあ、それでは始めましょう。
スタートは、必ず「息を吐く」ことから始めます。
身体の中にある空気を一旦、全部吐き切ります。

もう、空っぽ!と苦しくなったら、反動で早くたくさん空気を吸い込みたくなります。
自然にまかせて思い切り吸い込みます。
お腹が膨らむのがわかります。
腹式呼吸の感覚がわかります。

次は、一度に吐いてしまわないように我慢して、少しずつ吐いていきます。
口をすぼめて、上の歯と下の歯の隙間から「すぅー」と音を立て、細く長く吐き続けます。

身体の中の空気が空っぽになったら、また、思い切り吸い込みます。

そして、「すぅー」と吐きます。
出来るだけ、細く長くです。

この吸って吐いてを5回繰り返します。
身体が暖かくなってきます。
喉も声を出す準備が出来た状態になります。
準備が出来る前に大きな声をだすとかえって喉を痛めてしまいます。
声を出す前には、呼吸法が必須です。

さて、それでは、声を出していきましょう。

2. 「あ・え・い・う・え・お・あ・お」

一音一音をきちんと音にして発声します。
きちんと音にするためには、
口を正しい形で開ける事
舌を正しい位置に置く事が必要です。
それと、口に力を入れ過ぎないように気をつけて下さいね。

「あ行」から「わ行」まで発声します。

3.さらに、

より効果を上げたい時にする方法は、「は行」を間に挟んでします。
「は行」は、喉を開いて、太く息を押し出すように発声します。
「は・へ・ひ・ふ・へ・ほ・は・ほ」
「あ・え・い・う・え・お・あ・お」
「は行」「あ行」
「は行」「か行」
「は行」「さ行」…

一音ずつ力強く発声すると、腹筋が動くのが分かります。
最初動かない人も、やり続ける事で、動くようになります。
腹筋が筋肉痛になりますが、頑張って続けましょう。

4.「あめんぼあかいなあいうえお…」

ご存知の方もいらっしゃると思います。
この「あめんぼ」を音階、音の高さにも気をつけて発声します。
「あメんぼ あカいな あイうえお うキもに こエびも おヨいでる」
のようにカタカナで表記した
「メ・カ・イ・キ・エ・ヨ」
単語の2音目をあげます。
そうすると、とても綺麗に聞こえます。

5.「あえんおああいああいうえお」

今度は「あめんぼ」を母音だけで発声します。

これは「母音発声」と言って、劇団四季で考案された発声練習方法です。
即効性がある練習法ですので、早口言葉や言いにくい言葉を試してみると、変化が目に見えて楽しいですよ。

例えば、
「歌手のきゃり〜ぱみゅぱみゅさんが、生バナナババロアを派出所で食べました。」

とても言いにくい言葉がたくさん入った文章ですね。
これを、まず、母音になおします。
「あうお あい〜あうあうあんあ、あああああ ああおあお あううおえ あえあいあ。」
母音発声でスムーズに言えるようになったら、元の日本語の文章に戻して、言ってみて下さい。
いかがですか?
言えましたか?

6.まとめ

まだまだ色々な練習方法があります。
自分に合った、続けられる方法でやることが大切です。

発声練習はやればやるほど、声が磨かれていきます。
筋トレと同じで、サボれば元に戻ってしまいます。
毎日の積み重ねが大切です。
発声練習の時間を確保するのが理想ですが、出来るやり方で、隙間時間を使えば、少しずつでも変わっていきます。

私は、忙しくて時間が取れない時でも、朝起きる時に呼吸法をして、朝ごはんの支度をしながら発声したりしています。あとは、車での移動中には大きな声で発声しています。信号待ちの時、隣に止まった車の人にじっと見られて恥ずかしいと思うのも、最初だけ。
今では御構い無しに、真剣に発声しています。
もっともっと声に磨きをかけたいと日々努力を続けています。

かやくりか