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コラム 声×言葉

コラムVol.44『きくチカラⅡ』2021年11月

コラムVol.44『きくチカラⅡ』2021年11月

先日、思いがけず、竹水鉄砲合戦に参加しました。てっぺんに金魚すくいのポイを立てたヘルメットをかぶり、相手のポイを目掛けて竹水鉄砲を発射し西軍対東軍で戦うのです。今回は人数の関係で、破れたらポイを付け直し、破れたポイの数で勝敗を競いました。頭の上のポイを狙うということは、念入りにお化粧した顔や、折角コテで巻いてセットした髪の毛が、水に濡れて台無しになるじゃない!ホントはやりたくなかったのに…ホント。聞いて下さいよ〜。

そういう私には、皆さんならどんな質問をしますか?

どんなメンバーでやられたんですか?
いつのことですか?
どこでやられたんですか?
なぜやることになったんですか?
どのようにやるものですか?
やってみて、いかがでしたか?
これらは、誰が(Who)、いつ(When)、どこで(Where)、何を(What)、なぜ(Why)、どのように(How)、の5W1Hを基にした質問です。
順番を入れ替えたとしても、これらの質問をして下されば、ほとんどの詳細がご理解頂けると思います。

質問を重ねた先には何か生まれるでしょうか?

きっと皆さんにとっては、私が竹水鉄砲をした話なんて、どうでもいいことですよね。でも、5W1Hをひととおり訊いて下さったとしたら、私の感情としては、「興味を持って、熱心に訊いてくれて、嬉しい。もっと話したい。もっと聴いてもらいたい。」と思うでしょう。そして、ちゃんと話を聞いてくれる人、私のことを良く分かってくれている人、頼りになる人という気持ちになります。
質問という『きくチカラ』は、人間関係を構築する重要なカギになります。
そのカギは、次の扉を開けてくれます。『きくチカラ』は、相手の本音を引き出すために掘り下げ、具体化していくチカラなのです。本音、本心、本当のニーズが分かれば、次の行動や進む方向が見えてきます。『きくチカラ』は、仕事を有利に進めるための強力なスキルになります。

行動につながる『きくチカラ』

私自身も、この『きくチカラ』によって、今回得るものがありました。今まで知らなかった竹林事情、竹問題を知ることができ、その問題解決に情熱を注いでいる存在を知れたこと、山や自然を守り育てていく活動のお手伝いをさせて頂けたこと、コラムのネタができたこと(笑)など。最初はただhear(聞いて)いるだけで、竹水鉄砲はやりたくなかったのに、listen(聴く)注意して耳を傾けてみたら、興味が湧いて来て、ask(訊く)尋ねる状態になり質問したりもしていて、やってみようと心に変化が起こって、行動していました。そして、図らずもエキサイトし、濡れるのも構わず真剣勝負で、楽しんでいました。
向こうが伝えたい事を私が興味を持って質問することで、私自身の心が動いてしまったという、逆パターンになりましたね。

『きくチカラ』の基本は、自分事にして聴き、相手のどういう行動を引き出したらゴールとするかをあらかじめ決めておくことが大切です。次回また続きを書きます。今日のゴールは、ここまでです。

かやくりか