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コラム 声×言葉

コラムVol.53『きくチカラⅪ』2022年8月

コラムVol.53『きくチカラⅪ』2022年8月

暑い日が続いています。いかがお過ごしでしょうか?少しでも涼しく快適に過ごしたいものですね。この時期、テレビのチャンネルを闇雲に変えていると、怪談や心霊スポットの特番に出会します。怖がりな私は、速攻でチャンネルを変えます。そしてその時、闇雲にした事を後悔し、チャンネルは番組表検索から!と小さな決意をする夏の恒例です。今回は「闇雲に」について書きます。

「闇雲に」とは

想像してみて下さい。暗闇の中、何も見えず、そこにあるのかどうかも分からず、掴めるものかも分からない雲を掴もうとしている状態。。。「闇雲に」とは文字通り、闇の中で雲をつかむ様子を例えた表現で、前後の見境もなくただ物事を行うという意味です。「闇雲に」何かをすることは、よくないことだと言われています。確かに、見たくないチャンネルを一瞬でも観てしまったのは失敗です。

行き詰まった時にこそ…

仕事で、何をやっても上手くいかない、成果に結びつかないという時もあります。何もしないと決めて体力精神力を温存している間に世情が変われば良いのですが、今日何もしなければ、明日も今日と同じところにずっといることになるんですよね。まさに闇の中にいる感じです。そういう時こそ「闇雲に」動けばいいと私は考えます。悩んでいてもただ議論を重ねても、物事は前に進まないです。動けば分かることがあります。動いた人にしか出会えない出来事もありえます。闇雲にやると、自分の違った面を発見することもあります。自分では予測もしなかったことや、限界を超えた場所に行き着くこともあります。予定調和ではありえない奇跡的な出逢いです。会話のキャッチボールでも、営業の仕事でも、そういう感動を味わったことがあります。

知覚動考(ともかくうごこう)

「知覚動考(ともかくうごこう)」という言葉を教わったことがあります。
「知る→覚える→動く→考える」の思考パターンが良いというのです。特に、考えるのが先か動くのが先かで、人の人生は大きく変わるのだそうです。なんなら、動きながら考えるのが良いのだそうです。「闇雲に」でも動けばいい。

そういえば、子供の頃、富士山へドライブに連れて行って貰った時、雲をさわりました。手には水滴がついていて、雲の正体を知りました。この豊かな学びは、掴もうとして行動したからこそ得られました。雲は水の粒で出来ています。暗闇の中でも、雲に手が届けば何かしら掴めると私は信じています。

かやくりか