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コラム 声×言葉

コラムVol.42『声と言葉と、眉とⅡ』2021年9月

コラムVol.42『声と言葉と、眉と』2021年9月

30年程前に流行った曲「部屋とワイシャツと私」の中に、「いつわらないでいて 女の勘は鋭いもの あなたは嘘つくとき 右の眉が上がる」という歌詞があります。初めて聴いた頃からずっと、印象強く私の記憶に残っています。嘘つくとき右眉上がるって、本当でしょうか?今回も『眉』に注目してみました。

マスクした自分の顔を鏡で見てみよう

マスクから出ているお顔のパーツを鏡でチェックしてみて下さい。特に今回は「眉」です。眉間にしわが刻まれていませんか?左右の眉の高さが違いませんか?眉の下にくぼみができていませんか?もちろんそもそも生まれ持ったパーツの配置にもよりますが、普段している表情が今の人相を作ります。そして「眉」は、深層心理が現れやすいパーツです。自分の意思では隠しきれず、つい無意識に本心が現れてしまいます。つまり、置かれている環境や無意識の状態でどんな感情でいるのかが「眉」に現れ人相に刻まれていきます。このところ、悲しく不安な気持ちにさせるニュースも多く、考えさせられることが多いですが、皆さんの眉はどんな印象を発していますか?

心の動きと眉の動き

では「眉」は、深層心理とどう連動するのでしょうか。「眉をひそめる」「眉をしかめる」「眉間にしわを寄せる」という言葉があります。怪訝(けげん)な表情ですね。不快感・嫌な感情の現れです。しわの大きさやしわが寄っている時間によって、熟慮・深い思考中なのか拒否・拒絶反応なのか微妙に変化します。
「眉が上がる」のは、驚き・興味・疑問・強調・好意の時です。
驚いた時、眉が上がり、目と口が開いてしまいますよね。
何かに興味を持った時には、目を見開いてじっとその物に見入ってしまいます。驚いた時よりも少し長めの時間、見入る気持ちと連動して眉も上がります。
そして、疑問も好意も興味に含まれる感情ですので、区別はつきにくいかも知れませんが、その他の状況を考慮すれば分かってきます。
また、特に強調したい言葉を話す時も自然と眉が上がります。
漫画の表情や俳優さんの演技を見ても、眉の動きで表現することがたくさんあります。そして、そういう表情をしながら発した言葉には、それ相応の感情が入った声になります。

眉をほぐしてあげましょう

どうやら私たちの眉は、無意識のうちにたくさん動いているようですね。眉をつまんでみると痛いと感じる人が多いです。こっているのです。肩こりみたいに、眉こりです。ほぐしてあげましょう。
①親指と人差し指で眉をはさんで、グッとつまみます。眉頭からスタートして、眉尻までを4ヶ所くらい移動します。
②眼球が収まっている骨を親指でグッと眉に向かってもちあげましょう。これも眉頭からスタートして、目尻までを4ヶ所くらい移動します。

眉のこりは、目が小さく見えたり、顔に左右差が生じたり、シワができやすくなる原因にもなります。毎日、気付いた時にほぐしてマッサージしてあげて下さい。眉は、マスク生活の大切な表現パーツですから。

…これ書きながら、右の眉は上がちゃっていませんので、ご安心下さい。

かやくりか